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~経過をみる~
筋腫があるとわかっても、次のような場合は、しばらく経過をみます。ただし、経過をみるというのは、放置するということではありません。3ヶ月に一度は受診し、筋腫の状態を確認します。
●筋腫がこぶし大より小さく、過多月経、下腹痛の症状が軽い時
●この先結婚、妊娠、出産を望む時
●日常生活に支障がない時
●妊娠中に筋腫が見つかった時
●年齢的に閉経に近い時
●心臓病、糖尿病、高血圧、慢性腎炎などの合併症がある時
~薬物療法~
薬物療法には、ホルモン剤を使って女性ホルモンの低下を図り子宮筋腫を小さくする方法と、痛みをやわらげるために漢方薬や鎮痛剤を用いる方法があります。前者はブレセリン療法(偽閉経療法)といって、手術前の準備段階として、または症状軽減のために行うホルモン療法です。後者は、対症療法で、貧血の人に造血剤や鉄剤を投与したり、残尿感、排尿痛のある人で膀胱炎を繰り返す場合は抗菌剤、膀胱炎のない場合は漢方薬、過多月経や月経痛には、漢方薬や鎮痛剤を用いたりします。
~手術~
手術には、子宮筋腫核出術と単純子宮全摘出術があります。また、子宮をとる方法は2つあり、膣から手術するか、開腹するかで膣式と腹式とに分けられます。次のような場合、手術をすすめられることもあります。
●すでに出産を終えていて、赤ちゃんの頭大の筋腫がある時
●過多月経や月経痛がひどく、強い貧血が薬や食事でも治らない時
●筋腫が不妊、流産、早産の原因になっている時
●茎捻転で壊死を起こし、痛みのためにひどいショック状態に陥っている時
●筋腫が二次変化を起こして、疼痛のある時