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★長い月経★
月経の2,3日前から少量の出血が始まり、月経の終わりも定かでなく、10日以上もナプキンをあてていなければならないなどということも起こります。ただし、月経と月経の間の排卵時に出血するのは、排卵時出血というもので、心配いりません。
★性交痛★
性交痛は子宮内膜症の代表的な症状です。痛みの原因は直腸と子宮の間にある硬結で、そこに男性性器の圧迫が加わることで、突き上げるような痛みが走ります。膣の奥のほうがひどく痛む場合は、要注意です。
★肛門痛★
腸に子宮内膜症が起こると、排便の際に強い圧迫を受け、脂汗の出るような痛みを経験させられます。痔の痛みを思いがちですが、痔よりも少し奥まった部分が傷むのが特徴です。症状的には直腸がんと似ているため、内視鏡による検査で、がんとの識別をする必要があります。
★腹部の膨張感★
月経をはさんで、前後1週間ずつぐらいの間、腹部の膨張感を感じます。実際は本人が感じるほどお腹はふくらんでいませんが、大きなチョコレートのう胞などがあれば、実際にお腹も大きくふくらみます。
★不妊★
不妊も子宮内膜症の症状の一つ。不妊女性のなんと3人に1人が子宮内膜症であるというデータがあります。不妊と子宮内膜症の因果関係は、まだはっきり証明されていませんが、例えば、卵管に子宮内膜が増殖すると、卵管が癒着や閉塞を起こし、不妊や子宮外妊娠の原因になります。また、子宮が肥大してかたくなれば、受精卵が着床しにくくなり、卵巣にのう腫があれば、卵胞の発育が悪くなって、妊娠が成立しない原因になります。
★その他気になる症状★
その他の症状としては、飛び火した場所によって、膀胱のそばなら頻尿、排尿痛、肺に起これば血痰、気胸、直腸のそばなら下痢、便秘などの症状が起こります。発熱したり、吐き気があることもあります。なかには癒着がひどく重い子宮内膜症でありながら、全く無症状の人もあり、検診で発見して驚くことがあります。痛みの度合いや症状と病気の進行が必ずしも一致しない、不思議な病気です。