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貧血はじょじょに進むので、その状態に慣れてしまって放置しがちです。しかし放っておくと、酸素を供給するために心臓に負担がかかってしまいます。そうならないためにも、貧血は早めに治療しておきましょう。健診や人間ドックで貧血が見つかった人は、まず原因を調べてもらうことが大事です。いずれにしても、貧血の症状がある人は、一度検査を受けましょう。もし病気によって貧血が起きていることがわかれば、もとになる病気を治療します。病気もなく、食事の偏りからくる軽い鉄欠乏性貧血とわかれば、まず食事による改善を行います。
鉄欠乏貧血の治療の基本は食事の改善です。ダイエットはお休みし、栄養のバランスを考えて3食きちんと食べましょう。鉄分を多く含む食品はレバー、肉、魚の血合い、うなぎ、ひじき、しじみ、大豆、緑黄色野菜などです。毎日の食事にこれらを取り入れましょう。それと同時に、鉄の吸収をよくするビタミンCを摂ることが大事です。
①レバー
レバーには鉄分をはじめ、造血に必要な栄養素が豊富に含まれています。しかもレバーの鉄分は、ほかの食品に比べて体内での利用率が高いので、貧血の予防や治療に最適の食品といえます。
②ナツメ
中国では古来からナツメを食材としてだけでなく、薬としても利用してきました。乾燥させた実は胃腸の働きを整えたり、女性の更年期障害を改善する生薬として使ってきたのです。栄養的にも、良質のタンパク質、脂質、カルシウム、ビタミンC、カリウム、鉄分などをバランスよく含んでおり、特に鉄分が豊富なのが特徴です。最近はそのまま食べられるナツメもありますが、漢方薬局などで生薬として販売されている乾燥ナツメがおすすめです。