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大腸がんとは、結腸にできる結腸がんと直腸にできる直腸がんの総称です。
従来は、大腸がんは日本人には比較的少ないがんとされてきましたが、近年、食生活の欧米化とともに年々増加し、患者数、死亡率ともに胃がんに迫っています。特に女性では、2003年に初めて、胃がんにかわって第1位となりました。
病気の経過は比較的ゆるやかで、がんそのものの摘出手術の可能なことが多いのですが、肝臓に転移を起こしやすく、そのために手遅れになることがあります。早期に手術すれば、治癒率は90%以上です。40歳を超えたら、たとえ症状がなくても、積極的に定期検診を受けるようにしましょう。
大腸がんの増加は、食生活の変化と関係が深いとみられ、食物繊維の摂取が減少したこと、動物性脂肪など濃厚な食事が増加したことが理由の一つと考えられています。
高脂肪食、低繊維食が大腸がんのリスクを高めることは、すでに多くの動物実験によっても明らかです。
便秘症の人は特に注意したいものです。
初期症状は特にありません。進行すると腹部の不快感があり、下痢と便秘を繰り返し、細い便しか出なくなります。
また、下血、血便などがみられますが、赤い鮮血なので痔と間違えやすく、発見が遅れることが多くあります。
そのまま放置しておくと、貧血、体重減少が起こります。