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エイズ感染後、1~2週間してから、風邪のような症状が起こりますが、人によってはそれに気付かない場合も少なくありません。その後は、症状が全くない潜伏期(キャリア期)が続きますが、その期間は人それぞれです。数ヶ月という人もいれば、5年、10年という人もいます。やがて、発熱、頭痛、下痢、倦怠感、などのエイス関連症候群とう初期症状が出ると、進行は加速していきます。免疫力の低下、崩壊が進むにつれて、色々な感染症にかかります。カリニ肺炎にかかると発熱、呼吸困難、たんのでないせきが続きます。また、カポジ肉腫という腫瘍にかかると、顔や体全体に赤黒い結節が、脳が侵されると痴ほうの症状が表れます。
HIVを殺す抗ウイルス剤がない中で、有効といわれている薬を使うとともに、免疫療法や骨髄移植、リンパ球移入などを行い、対処しているのが現状です。それでも薬の開発が進んできて、ウイルスの増殖を抑える薬が使えるようになりました。これにより発病を遅らせることができるようになり、効果をあげています。ただし、これらの薬には強い副作用があるうえ、長く続けると効かなくなります。延命できるようになったものの、エイズは今でも死に至る恐い病気です。