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子宮体がんとは・・・
月経が正常にある時期は、子宮内膜は毎月剥がれ落ちるので、たとえ内膜にがんの芽ができても、がんにはなりにくいのです。しかし閉経が近づくと、排卵も毎月は起こらず、月経も不順になります。閉経になれば、月経は停止し、排卵は起こらないので、プロゲステロン(黄体ホルモン)は分泌されなくなります。ところがエストロゲン(卵胞ホルモン)は、排卵がなくても、卵巣以外でつくられます。
プロゲステロンがないのに、エストロゲンだけが過剰になって、子宮内膜に作用し続けると、子宮内膜はどんどん増殖し、「子宮内膜増殖症」という病気になってしまいます。これが体がんに進展していくのです。
子宮頸がんとは・・
子宮頸がんの原因として最有力視されているのが、ヒトパピローマウイルス(HPV)です。このHPVの感染源はセックスです。男性のペニスのよごれや、分泌液の中のHPVがセックスによって感染し、頸部の細胞をがん化させてしまうのです。若い年齢での回数多い性交、複数の相手との性交、そして妊娠や出産の回数が多いことなどが、子宮頸がんのリスクファクターになっています。
子宮がんには、子宮の頚部(入り口部分)にできる「頸がん」と、奥まった体部にできる「体がん」があります。頸がんが子宮がんの約70%を占めますが、最近は体がんが増加傾向にあります。
早期の子宮頸がんに関しては、現在治癒率100%です。Ⅳ期の頸がんでさえ、20%も治っています。子宮体がんも頸がんにまけないぐらい治りやすく、早期がんは80%近く治っています。早期に発見し治療すれば、子宮がんは治る時代になりました。こうした治癒率アップの最大の功績はなんといっても検診の普及にあります。